7月27日
    2024年8月10日

    パリ2024オリンピック男子バスケットボール パワーランキング第1弾

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    パワーランキング
    Predictions: who will get a medal in Paris?

    今回のオリンピックは史上最強のトーナメント?そう感じる人も多いだろう。オリンピック前に参加する全12チームをパワーランキングにした。

    ミー(スイス) - 開催まであと2週間!既に出場権を獲得していた8つのチームは準備が進んでおり、FIBAオリンピック最終予選を勝ち抜いた4つのチームも数日間の休みを取って、今は再び準備に戻っている。

    ここでは彼らの状況をパワーランキングにまとめた。#12から#1まで見ていこう。

    #12 南スーダン

    ロンドンでアメリカとイギリスとの2つの強化試合に出場するまで、アフリカからの初出場の南スーダンの実力は計り知れない。何はともあれ、彼らが世界のトップ12チームに入ったという事実は、南スーダンにとって大きな偉業であり、FIBAバスケットボールワールドカップ2023で語られた最も感動的なストーリーの一つだ。

    しかし、彼らの道のりは非常に厳しいものとなる。アメリカとセルビアというメダルの常連と同じグループに加え、FIBAオリンピック予選トーナメントから参加する絶好調のプエルトリコも同じグループに入っている。この抽選結果はビギナーズラックとは真逆の結果だといえるだろう、、、。

    #11 プエルトリコ

    今こそプエルトリコが最後にオリンピックのグループステージでレブロン・ジェームズとアメリカに対峙したときに何が起こったかを思い出すのに良い機会だろう。 何が起こったか?OK、見てみよう。

    ちょうど20年前、カルロス・アローヨ、ラリー・アユソーと彼らのチームメイトがアテネでアメリカを驚かせたように、今回この2チームが、ビルヌーヴ・ダスクでグループCで再び対決します。ホセ・アルバラードと彼の仲間たちはその2004年の対決を繰り返し見ているだろうし、アローヨや他のメンバーは再戦を前にいくつかのアドバイスをしているだろう。

    心配ご無用。ここで彼らを#11に配置するのは、私たちが彼らを信じているからだ。リストの下位にいたチームが、予想を裏切って快進撃を遂げるというのは、私たちの伝統になりつつある。彼らがこの伝統を守らないことはないでしょう?

    #10 日本

    日本のディフェンスがこれまでの強化試合でのオーストラリアと韓国との4試合で、90、95、85、80失点を許したことについて心配すべきだろうか?彼らはオフェンスで89、95、84、88得点をしていることを考えると、答えはおそらくノーだ。

    7月19日にベルリンでフレンドリーマッチとしてドイツと対戦するが、ヘッドコーチのトム・ホーバスは、7月27日のオリンピック本番でドイツと対戦するためのトリックをいくつか隠しておかなければいけない

    今年の夏は、同じグループのチーム同士が大会に向けて強化試合を行なっているが、他にもこんなに試合をしている競技があるだろうか?多分バスケットボールだけだろう。毎回このような感じなのだろう。「この時点で、隠すものはない」という雰囲気なのだろう。

    そう、私たちだけなのだ。

    #9 ブラジル

    確かに、ブラジルには彼ら独自の特別な音楽があり、コーチのアコ・ペトロヴィッチはクロアチアのシベニクという町出身で、そこにはダルメシアンシャンソンイブニングという特別な音楽のイベントがある。

    しかし、今夏のブラジルのサウンドトラックはジャマイカから直接来ているように感じる。コーチのペトロヴィッチは「これらの自由の歌を歌うのを手伝ってくれませんか?」とコーラスを導くことができるだろう。

    Leo Meindl of Brazil with Aleksandar Petrovic - FIBA OQT Riga 2024

    The fact that they brought back the coach and most of the players from the 2021 team to guide them to the 2024 Olympics, that's redemption for you.

    Oh, don't think they'll settle for just an appearance in France. They are a legit contender for the Quarter-Finals.

    そう、ボブ・マーリーの「リデンプション・ソング」は2021年のFIBAオリンピック最終予選の決勝でドイツに敗北してから、3年後のオリンピックのために結成されたブラジル版リディームチームのための歌だ。

    2024年のオリンピック出場に向けて、コーチとほとんどの選手を再度招集したことが、彼らのリデンプションなのだ。

    彼らはフランスへの出場に満足していない。彼らは準々決勝をかけて戦う。

    #8 スペイン

    The FIBA EuroBasket 2022 winners should be higher, no doubt. However, they finished ninth at the FIBA Basketball World Cup 2023, so consider this eighth spot here a matter of precaution.

    FIBAユーロバスケット2022の優勝チームははもっと高く評価されるべきだが、ここでの8位は、彼らがFIBAバスケットボールワールドカップ2023で9位に終わったための予防措置と考えてほしい。

    彼らの最初のグループは悪夢のようで、オーストラリア、ギリシャ、カナダと対戦するが、一方でルディ・フェルナンデスが6回目のオリンピックに出場という自身の目標を達成しキャリアを終える。

    彼は男女含めてバスケットボール選手として初めての6回目のオリンピック出場となる。この話をしているとパウ・ガソルとルイス・スコラが日本で引退した記憶が蘇り、感情的になりそうなので、次のチームに移ろう。

    #7 オーストラリア

    パティ・ミルズとジョー・イングルスはオリンピック5回出場選手のリストに加わろうとしている。パリのために選ばれたオーストラリアの最終ロスターには現在8人のNBAの選手いるが、ほとんどの話題はチームに入らなかった選手についてである。

    マティス・サイブルは守備で名を馳せる選手だが、オーストラリアがカナダやギリシャとグループAで対戦することから、実況や記者たちはサイブルの価値を評価し、シャイ・ギルジャス・アレクサンダーやジャマール・マレー、ヤニス・アデトクンボを抑えるための重要な役割を果たすことが期待されている。

    オーストラリアのファンの間でのショックの程度を要約すると、コーチのブライアン・ゴールジアンはメンバーのカット前に次のように述べている。

    「私の頭に銃を向けたいと思う人がたくさん出てくるだろう。」

    大丈夫かそうでないか。アブダビでのアメリカとセルビアとの2試合で、ファンの気持ちを変えることがでいるかもしれない。

    (そうであることを願う。)

    #6 ギリシャ

    多くのコーチはヤニス・アデトクンボを国際バスケットボールのルールに合わせてどう使うかに苦労してきたが、ヴァシリス・スパヌリスは違う。

    彼はヨーロッパの最高の選手の一人だったが、すでに素晴らしいコーチングキャリアをスタートさせ、彼の指揮する新しいギリシャ代表はFIBAオリンピック最終予選2024でピレウスのピースアンドフレンドシップスタジアムで12,000人のファンが立ち上がり、歌を歌うほど熱くチームを応援する多くの理由を提供した。

    すべての選手は自由にシュートを打つことが許されており、7フィート(約213センチ)のヨルゴス・パパヤニスも例外ではなく、最終予選では4試合で14本中7本のスリーを決めた。ポイントガードの役割は別のポイントゴッドに任されている。

    ニック・カレイテスは自分のペースでゲームを進行させる。オリンピックでは多くのアリウープパスを投げ、アシスト数でトップを争うことが期待される。

    このチームはヤニスだけではない。おそらくスパヌリスがプレーヤーだった2000年代中盤から2010年代初頭以来の最高の世代だ。

    #5 カナダ

    アメリカとの試合での悪いニュース?14点差で敗れ、33本中わずか7本しかスリーポイントを決められなかったことだろう。

    良いニュース?先発メンバーのうち4人(マレー、ブルックス、バレット、パウエル)は+/-でプラス、もう一人の、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(あなたも聞いたことがあるだろう)もマイナス1だった。つまり、カナダには最高の相手と対等に戦えるラインナップが揃っているということだ。

    カナダはフランスで注目すべきチームだと言える。彼らには1936年以来初となるオリンピックの表彰台に立つ夢を抱く理由がたくさんある。

    しかし、ここではまだ隣国、前回のワールドカップのファイナリスト2チーム、そして開催国より下にランクインしている。

    #4 セルビア

    1992年のアメリカ対2024年のアメリカの議論を始めたのは、コーチのスヴェティスラヴ・ペシッチだ。そして、これは彼の謎解きの一部に過ぎない。

    実際には、ペシッチコーチが別の議論に注意をそらしている間に、自分のスーパーチームを作り上げているのだ。バシリエ・ミチッチ、ボグダン・ボグダノビッチ、ニコラ・ヨキッチを一緒に起用し、「みんなは一人のために、一人はみんなのために」というフレーズを使い、心理戦を繰り広げているうちに、セルビアは再び表彰台争いに参加するだろう。

    彼らが東京にいなかったという事実は、彼らをよりハングリーにしている。なぜなら、彼らは2016年のリオオリンピックでファイナルに進出したチームであり、再びバスケットボールの国と呼ばれる理由を証明したいからだ。

    オリンピック前のフランス、オーストラリア、アメリカとの試合は見応えがあるだろうが、ペシッチコーチはフランスでの再会のために何かを取っておくだろう。

    #3 フランス

    開催国のフランスは「またパワーランキングの呪いか」と思うかもしれない。なぜなら、彼らはFIBAバスケットボールワールドカップ2023でリストの上位にいたのに、18位に終わったからだ。

    では、どうして去年の夏の結果の後に彼らがまだトップに近い位置にランクインしているのだろうか?

    答えには3つのパートがある。まず、(1) 彼らはホストであり、グループリーグではヴィルヌーヴ・ダスクで27,000人のファンの大多数が彼らを応援し、パリでの決勝トーナメントに向けて勢いをつけることができること。そして、(2) 前回のオリンピックでアメリカを破り、ファイナルまで戦ったチームであること。さらに最も重要なのは、(3) ビクター・ウェンバンヤマという若者がチームにいることだ。

    本当に。このチームを見てほしい。

    これを見てほしい。

    #2 ドイツ

    一文だけ。現FIBAバスケットボールワールドカップチャンピオンを過小評価しないでくれ。わかってもらえただろうか?OK。

    最後の2つの強化試合(日本、アメリカ)で何か劇的なことが起こらない限り、ドイツはパリでのメダリスト候補として話題に上るべきチームだ。昨夏のワールドカップで金メダルを獲得し、FIBAユーロバスケット2022で銅メダルを獲得し、2021年のオリンピックの際は、オリンピック最終予選でいくつかの番狂わせを起こし、出場権を獲得した。

    これをすべてまとめると、3年連続の夏の勝利だ。だから、ワグナー兄弟、デニス・シュルーダー、その他の選手たちにとって、4年目の夏も勝利し、これを習慣にするのは当然だろう。

    (一文と言ったが、一文でなかったことは承知している。)

    #1 アメリカ

    One day, we'll all get old. We'll get together with our friends, we'll talk at the same time when we tell stories, we'll have a drink or two, we'll laugh, we'll exaggerate, we'll fail to remember some stuff, and we'll remember some other stuff we're not supposed to remember.

    いつの日か、私たちは皆年を取る。友達と集まり、何かの思い出話をする時同時に話し、飲み物を飲み、笑い、誇張し、いくつかのことを覚えられなくなり、覚えておくべきではないことを覚えているだろう。

    だから、この投稿をブックマークしておくべきだ。いつか、レブロン・ジェームズとステフィン・カリーがチームメイトとして非常に高いレベルの試合をプレーするのを見たと話し、あなたの子どもや孫たちに、もう飲みすぎたから寝る時間だと言われるだろう。

    しかし、今では証拠がある。見たのだ。皆が見たのだ。同じアクロン、オハイオの病院で生まれた二人の偉人がついに力を合わせ、USAバスケットボールの2023年の苦い思い出を洗い流すために、他の全てのスーパースターたちとともにチームを組んだ。

    それだけでも、特別な夏になることは間違いない。それがオリンピックを楽々と勝つことを意味するのか?もちろんそうではない。しかし、1992年のチームと対2024年のチームの比較はそれほど無茶な話ではない。

    この7月と8月には、世界中の何百万もの子どもたちやバスケットボールファンが、将来の家族の集まりや高校の同窓会で語るためのストーリーを得るだろう。

    あなたの両親や叔父たちがバルセロナ1992の話を今も語っているように。

    *パワーランキングは完全に主観的であり、正確なランキングシステムではありません。すべてのコメントは純粋に著者の意見です。

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