東京(日本)-昨年のFIBAバスケットボールワールドカップにホスト国として出場した日本だが、今回のパリ2024オリンピック男子バスケットボールトーナメントには自力で出場権を獲得しての出場となる。
パトリック・バウマンハウス・オブ・バスケットボールでの火曜日の抽選会の後、日本代表はワールドカップ優勝国のドイツとオリンピック開催国のフランスと同じグループとなることがわかった。
日本代表のトム・ホーバスヘッドコーチは抽選会後、「ショック・ザ・ワールドしたい(世界を驚かせたい)。このチームならできると思いますよ」と意欲を見せた。
日本はグループリーグを突破し、準々決勝に進むためには、グループBで上位2位以内に入るか、3つのグループの中で最も成績の良い3位チームの1つになる必要がある。 グループBでは、日本はフランスとドイツの他に、ラトビアのリガで行われるFIBAオリンピック最終予選の勝者と対戦する。この予選では、ラトビア、フィリピン、ジョージア、ブラジル、カメルーン、モンテネグロがオリンピック出場権を目指して戦う。
「(ドイツとフランスは)去年も試合をしたじゃないですか。スカウティングやロスターはだいたいわかっているから、それはすごく助けになると思う」と話した。
日本は8月17日に東京でワールドカップに向けた強化試合としてフランスと対戦し、88-70で敗れた。その後、沖縄での大会初日にドイツと対戦し、81-63で敗れた。
しかし、ホーバス率いる日本代表はフィンランドに対して逆転勝利を収め、アジア最高位(19位)を獲得し、オリンピック出場権を獲得した。
フランスはワールドカップで期待外れの結果に終わっている。ワールドカップやFIBAユーロバスケットでは表彰台常連国だが、前回のワールドカップでは18位に終わっている。
フランスはNBAの新人センセーション、ビクター・ウェンバンヤマがラインナップに加わることで、より強力になると予想されてる。ホーバスは、身長2.24メートルの20歳の選手について「いい選手。ウェンビーだけ(マークに)いったら勝てないじゃないですか。ウェンビーと(ルディ)ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ)は一緒に出ないと思うけど、出るならそれもいろいろあるじゃないですか。相手が何をするかわからないけど、そういったマッチアップやチャレンジが面白いし、好きです」とコメントした。
日本も強くなる可能性がある。ホーバスはロサンゼルス・レイカーズのフォワード、八村塁をチームに加える可能性があるからだ。ホーバスと八村は今後数週間で会うこととなり、ファンはその後、八村が代表に加わるかどうかを知ることになるだろう。
FIBA