ベイルート(レバノン) - あと30日後の2月20日には、バスケットボールファンがFIBAアジアカップ2025予選Window3の熱戦に注目することになる。最終Windowが近づく中、各国代表チームは、熾烈な戦いとなるラウンドに向けた準備を進めている。
どのチームがアジアカップへの切符を手にするのか?どのチームがサウジアラビア行きの望みをつなぐのか? どのチームが夢破れるのか?
Windowが開幕するとき、各グループで繰り広げられる熱戦をぜひお楽しみに!
Group A
8/12 試合が終了
# | TEAM | GP | W | L | % | For | AGT | +/- | FA | AA | Points |
1 | 4 | 4 | 0 | 100.0 | 390 | 245 | 145 | 97.5 | 61.3 | 8 | |
2 | 4 | 2 | 2 | 50.0 | 328 | 323 | 5 | 82.0 | 80.8 | 6 | |
3 | 4 | 2 | 2 | 50.0 | 295 | 324 | -29 | 73.8 | 81.0 | 6 | |
4 | 4 | 0 | 4 | 0.0 | 256 | 377 | -121 | 64.0 | 94.3 | 4 |
(1) FIBAアジアカップ2025出場権獲得
過去2つのWindowで4連勝を果たした前回のアジアカップ王者は、すでにFIBAアジアカップへの出場を決めている。ホームギプスランドでの連戦では、インドネシア(2月20日)とタイ(2月23日)を迎え、ブーマーズを応援するファンの前で、リラックスした戦いを見せることだろう。
これにより、このグループでのアジアカップへの直接出場枠は残り1つとなった。2勝2敗のタイと韓国(2月20日に直接対決予定)は、インドネシアよりも有利な立場にあるが、この最終Windowでは、どのチームも全力を尽くして戦うことが予想される。
Group B
8/12 試合が終了
# | TEAM | GP | W | L | % | For | AGT | +/- | FA | AA | Points |
1 | 4 | 4 | 0 | 100.0 | 386 | 260 | 126 | 96.5 | 65.0 | 8 | |
2 | 4 | 3 | 1 | 75.0 | 347 | 275 | 72 | 86.8 | 68.8 | 7 | |
3 | 4 | 1 | 3 | 25.0 | 271 | 331 | -60 | 67.8 | 82.8 | 5 | |
4 | 4 | 0 | 4 | 0.0 | 222 | 360 | -138 | 55.5 | 90.0 | 4 |
(1)FIBAアジアカップ2025出場権獲得
グループBでは、フィリピンとニュージーランドがすでにアジアカップ出場を決めているため、ドラマが少ないように見えるかもしれない。しかし実際には、このグループもファンを引き込むようなエキサイティングな展開を見せる可能性がある。
2月20日の試合(チャイニーズ・タイペイ vs フィリピン、香港・中国 vs ニュージーランド)の結果次第では、すでに順位表で3位が確定する可能性があるが、そうならなければ2月23日の両試合に注目が集まる。
香港・中国とチャイニーズ・タイペイは、アジアカップ出場の夢をつなぎ止めるための試合になる可能性がある。一方で、フィリピンのギラスとニュージーランドのトールブラックスはすでに出場が決まっているものの、ここ数年でライバル関係が芽生えており、ニュージーランドでの予選最終戦ではどちらも負けたくないはずだ。
Group C
8/12 試合が終了
(1)FIBAアジアカップ2025出場権獲得
グループCでは、まさに波乱続きの展開となっている。Window 1では、日本が中国相手に88年ぶりの勝利を収めるという番狂わせからスタート。その後、両チームは残りの試合をすべて勝利し、2月20日に予定されている白熱必須の再戦へと舞台が整った。中国はホームでアジアカップ出場を決め、リベンジを果たすチャンスを得る一方、日本は勢いを維持し、無敗を守りたいところだ。
これだけではない。
モンゴルとグアムは直接出場を狙うアンダードッグではあるものの、アジアカップ初出場への強い意志を示している。このWindowは、その夢をつなぎとめるための場となるだろう。2月20日に行われる両者の対戦は、それぞれの代表チーム史上最も重要な試合の一つになるに違いない。
Group D
8/12 試合が終了
# | TEAM | GP | W | L | % | For | AGT | +/- | FA | AA | Points |
1 | 4 | 4 | 0 | 100.0 | 312 | 255 | 57 | 78.0 | 63.8 | 8 | |
2 | 4 | 3 | 1 | 75.0 | 267 | 261 | 6 | 66.8 | 65.3 | 7 | |
3 | 4 | 1 | 3 | 25.0 | 255 | 275 | -20 | 63.8 | 68.8 | 5 | |
4 | 4 | 0 | 4 | 0.0 | 265 | 308 | -43 | 66.3 | 77.0 | 4 |
(1)FIBAアジアカップ2025出場権獲得
アジアカップ開催国のサウジアラビアは、前回大会のセミファイナリストであるヨルダンとともに、すでにトップ2入りを決めている。しかし、これによって2月21日のWindow3初日での直接対決の熱が冷めることはないだろう。近年何度も対戦してきた両チームの試合は、新たなライバル関係を生み出す可能性があり、注目の一戦だ。
一方、同じく2月21日に対戦するパレスチナとイラクの3位を巡る戦いでは、イラクは第1戦を制したものの、その差はわずか3点。今回の再戦は、両チームにとってすべてが懸けた接戦になる可能性が高い。
Group E
8/12 試合が終了
グループEは、Window 2で波乱の連続となり、予選の最終局面に向けて混沌とした展開が予想されるグループとなっている。このグループは、まだどのチームもアジアカップ出場を確定させていない唯一のグループだ。
カタールは、2つの大勝利でトップ2に浮上し、その勢いは止まりそうにない。一方で、インドも自国開催でカザフスタンを破るという番狂わせで、自信を高めている。2月24日に行われる両チームの対戦は、勝者がアジアカップ出場権を手にする可能性がある重要な一戦となるだろう。
イランは現在グループ首位に立っているが、油断は禁物だ。2月21日には勢いに乗るインドと対戦し、その後2月23日にはカザフスタンと対戦する予定だ。カザフスタンのステッペン・ウルブズは、イラン代表 チーム メリとの試合を得意としていることが知られており、激戦が予想される。
Group F
8/12 試合が終了
(1)FIBAアジアカップ2025出場権獲得
レバノンはおそらく、2022年のファイナルのブザーが鳴った瞬間からリベンジの機会を求めて再びアジアカップでプレーすることを切望しているだろう。その強い思いが試合にも表れており、ここまで無敗を維持してジェッダ行きの出場権を確定させた。グループFで唯一の切符を手にしたのがレバノンだ。
これにより、残る直接出場枠は1つだけとなり、バーレーン(2勝2敗)とシリア、UAE(どちらも1勝3敗)の間で熾烈な争いが繰り広げられることになる。最近のWindowでは、試合は接戦続きで進行しており、この最終局面でもファンは白熱した展開を期待していることだろう。
FIBA