リール(フランス) - 日本のバスケットボールは再び世界の舞台で注目を集め、今回はパリ2024オリンピック男子バスケットボール競技のグループリーグを通じてその感動的なプレーで注目を集めた。
彼らは1972年以来初めて大会で勝利を収めることはできなかったが、FIBAバスケットボールワールドカップチャンピオンのドイツ、開催国のフランス、南米の強豪ブラジルといった強豪相手にどれだけ競り合ったかで注目を集めた。
ファンはこれを予測していたはずだ。日本は2023年のワールドカップでフィンランド、ベネズエラ、カーボベルデを破るなど、その潜在能力を見せていたからだ。
それでも、日本のリールでのプレーは驚きだった。
FIBAの大会では1972年以来日本と対戦していなかったブラジルにとっては、それほど驚きではなかった。事前に日本をスカウティングできただけでなく、過去1年間でその成長を直接体験していた人物がいたからだ、それがレオナルド・メインデルだ。
31歳のフォワードは、2023-24シーズンに日本のBリーグでアルバルク東京に所属し、テーブス海や吉井裕鷹といった選手とともにプレーしていた。今日の試合では対戦相手として対峙した。
日本のバスケットボールファンはソーシャルメディアで、メインデルがBリーグの選手たちと一緒にプレーすることに慣れていて、この試合で間違ってパスをするかもしれないと冗談を言い合っていた。
彼は、AKATSUKI JAPANがどれだけ進歩しているかを知っていた。
「日本は、彼らは毎年進化しているのがわかる」と、ブラジルが102-84で勝利した後、メインデルは語った。
「彼らは多くを投資しており、(全員が素晴らしい)メンタリティを持っている。だからこそ彼らはここにいて、今のようなプレーをしている。」
Bリーグシーズン中、多くの場面でメインデルは横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝と対戦していた。だからこそ、河村が4本の3ポイントシュートを含む21得点、10アシストを記録できる力があることをよく知っていた。
しかし、彼が感銘を受けたのは河村だけではない。
「チームのすべての選手について話している。日本の選手たちはいつでもシュートを打つ能力があり、そのレンジも非常に広い。だからそれに対して準備していた。」と日本が16本の3ポイントシュートを決めたことについて、メインデルは話した。
ここまで勝ちがないが、日本のバスケットボールが改善する余地はまだある。しかし、今やバスケットボール界全体が、このナショナルチームの可能性を実感している。
Bリーグでアルバルク東京と再契約したメインデルにとって、これは既に予想していたことだったのだ。
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